下地処理 – ブラスト

塗装部門の作業一例です。

当社で行う下地処理作業は、ショットブラストにて行います。この作業は塗装の前工程に当たります。

グリッド


下地処理とは塗料の剥(はく)離などを防ぐために行う塗装の前工程に当たる部分です。
ショットブラストはその工程に使われる方法のひとつで、グリッドと呼ばれる1mmにも満たない程度の小さな粒を大量に噴射し、表面に凹凸をつけ、塗料をはがれにくくしたり、さびなどの汚れを除去したりします。

ブラスト処理の効果


ブラスト処理前

処理後

ブラスト処理を行った後は、エアーなどを用いて品物に残った研磨剤を回収しています。
研磨剤が残っている状態で塗装を行うと、表面がざらついたり、製品の仕上がりが悪くなったりするため、丁寧な作業を心掛けています。
ブラスト工場で扱う品物は、大型クレーンなど組立前の部品が主体になるため大型の製品が多く、高所作業車を用いた作業になることも少なくありません。
作業前ミーティングで危険予知活動を充分におこない、自社だけでなく他社ともしっかり連携して安全かつ作業し易い環境づくりを行っています。